車検について教えてください。

皆さんの中古車を見てみると、車検証がついていると思われます。車検という言葉は聞いたことがあるけれども、具体的にどのようなシステムなのかはよくわからないという人も多いのではありませんか？車検は正式名称を「自動車検査登録制度」といいます。
自動車を定期的に点検してもらって、安全に運転できる自動車であることをチェックします。そして点検の結果問題ない中古車であると認証されたのであれば、先ほど紹介した車検証を公的に発行してもらうわけです。車検証の発行されていない自動車を公道で運転した場合には、法律違反となりますので注意しましょう。車検切れを起こしている中古車でも、車検を受けて車検証の発行を受けられれば、再び公道で走行することは問題ありません。車検は一度受ければ、それ以降は検査をしなくていいというものではありません。3と5、7ナンバーの自家用車や50ナンバーの自家用軽自動車の場合、新車であれば3年目に車検をまず受けます。中古車や3年目以降の自動車に関しては、2年に1回のペースで車検を受ける必要があります。
車検を受ける場所ですが、たとえばみなさんが自動車をディーラーで購入したのであれば、ディーラーで車検を受けるケースが多いです。またその他に近くに整備工場があれば、整備工場で車検を受けることも可能です。このような場合、点検以外にも不備が確認されたのであれば、整備も同時に行ってくれるケースが多いです。また整備工場ならではのサービスを受けることができることもあります。ちなみに私の兄は東京都板橋区にある板橋車検センターを利用しているのですが、車検に出す車の引き取りから納車まですべて無料で請け負ってくれたので、とても助かったといっていました。
また他にも、ガソリンスタンドでも車検のサービスを提供している所も多いです。
ただしこの場合、ガソリンスタンドの中に整備工場を持っていないケースもあります。実際には受付するだけで、実際に車検を実施するのはガソリンスタンドの提携している整備工場であることが多いです。また車検場が日本全国に用意されています。この車検場に自動車を持ち込んで、自分で点検を行うという方法もあります。いずれにせよ、定期的に車検を受ける必要があります。