季節によって点検項目は違いますか?
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中古車の整備や点検
はい、違います。日本というのは、四季がはっきりしている気候が特徴的といわれています。しかしここ最近の傾向として、季節の特徴がかなりそれぞれ極端に出てくる傾向があります。夏場は酷暑とも言えるような厳しい暑さが続くことが多いです。最高気温が40度超えを記録するとか、最低気温が30度を切らないというケースも出てきています。逆に冬場はかなり温度が低くなって厳しい寒さになることも少なくありません。特に東北や北陸地方の方では、豪雪に見舞われることも少なくありません。このように季節ごとにはっきりと特徴に違いが出てきますので、中古車を運転するときには、それぞれの季節に合わせた点検・整備をする必要があります。夏場に運転するときには、バッテリーがどのようになっているかを確認しましょう。
もちろん年間通じて点検しておきたい項目ですが、特に夏場に注意が必要なのは、バッテリーの消耗がほかの季節と比較すると高まるからです。まず夏場運転するときには、クーラーを多用するのではありませんか?これでバッテリーがどんどん消耗されてしまいます。その他にも夏場の日中日盛りの時に野外に放置すると、エンジンルームがかなりの高温となってしまうことも多いです。このような状況が続くことで、ほかの季節よりもバッテリーの消耗が速いので注意しないといけないのです。冬場にチェックしておきたいのは、猫が中古車の下にいる可能性です。点検・整備にしては意外な感じがするかもしれませんが、猫が下にいるにもかかわらずエンジンをかけてしまうと、エンジンに猫を巻き込んでしまうことがあります。
その結果、エンジンが故障して動かなくなってしまうという事例が多く報告されています。自動車の下というのは、猫にとっては断を取りやすいので結構野良猫が自動車の下に入り込んでしまうことが多いです。ですから、冬場に自動車を運転するときには、猫がいないかどうか確認をしてからエンジンをかけるべきだと思ってください。
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