契約を急ぐと万一の時に困りますか?
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中古車購入までの流れ
はい、そうです。中古車購入は考えているけれど、毎日忙しくて、何とか早く買ってしまいたいと焦っていると、どうせ中古車なんだからどこか何かまずいことがあっても仕方ないかもと、安易に考えてしまうときがあります。もちろん自動車ですから、安全に乗れないと怖いので、そのあたりはよく確認するのでしょうが、その他はもうどうでもいいようないい加減な感覚で、あまり時間をおかずに、即決に近いような感じで契約してしまおうとする人があります。実はわたしも、かつてそういう購入の仕方をしました。しかしその時、販売店の人が良識ある人で、中古車購入の時の注意点として、店を信用してもらえるのは嬉しいが、あまりさっさと契約してしまわないほうがいいですよと、小声でアドバイスしてくれました。
自動車の販売は、中古車を含めてクーリングオフの範囲外なので、ネット通販で何かを買うように簡単に返品できません。いったん契約書にサインしてしまったら、それは後に戻れないということを意味しています。しかし、中古車購入を急いでいる人は、せっかく見つけた気に入った中古車を、いろいろ迷っていたら誰かに先に買われてしまうかも知れないという心理が働くのでしょう、とりあえず契約してしまおうと考える傾向があるようです。価格や中古車の状態、今後のサービスなどに関しても、納得するまで尋ねてからのサインにしましょう。保証付きの中古車なら、保証の範囲も明確に記載してもらっておきます。
契約を急がないという注意点が大切なのは、もし契約後に気が変わったり、何か不都合なことがわかって取り消したいと思うと、手付金はもちろん戻ってこないし、整備などの実費が請求される場合もあるからです。
ところで口頭でのやりとりは、契約書に文字で反映されない限り、なかったと同然です。契約書に記載された価格や付属品などとは別に、いろいろサービスしておきますなどと口で言われたら、それは契約書に必ず記載してくださいと言うことです。不履行など何かトラブルが発生したとき、証拠として残ります。
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