保証はどのようになっていますか?

現在どのような車種でも、約3万点は部品があるといわれています。しかも最近の自動車になると、コンピューターを使って制御をしている所が多分にあります。このため、いつどこに不具合が生じるかわかりません。中古車の場合、すでに前のオーナーが使っているので新車と比較すると、いろいろな不具合が生じる可能性がどうしても高くなってしまいます。
そこで中古車販売店の選び方として重要なのは、もし故障してしまったらどのような保証をしてくれるかという点です。もちろんきちんとした中古車販売店であれば、メカニックが自動車の点検整備をして販売しているはずです。しかしここまで十分にケアをしたとしても、予想のできないトラブルに見舞われる可能性がゼロにできないほど、自動車というのは複雑な構造をしているものです。そこで故障をしたときのケースも想定して、中古車販売店でどのような保証をつけているのか確認をしましょう。通常メーカーが新車を販売する場合、登録から3年以内もしくは走行距離6万㎞以内であれば保証をつけてくれるとしている所が多いです。この条件以内の中古車であれば、新車についていた保証を継承することが可能です。
しかし中には新車の保証が既に期限切れになってしまっている中古車もあるでしょう。そのような場合、中古車に対して中古車販売店が独自に保証をつけているかどうか確認することも重要です。ディーラーで中古車を購入する場合、基本的には新車の保証と同じレベルのものをつけてくれるケースが多いです。しかし中古車を専門的に販売しているお店の場合、それぞれのお店で独自に保証制度を作っていることがほとんどです。このため、販売店によって保証内容もだいぶ変わってきます。
ですから、保証内容が充実しているような販売店を選ぶように心がけましょう。またあまりに安い中古車は故障するリスクが高いので、安易に購入して修理代が高くつく可能性があることも意識しましょう。